しほうがためのき
四方がための木
国内
物品・機械
- どんな話か
- 東西南北にけやきや松を配して村を守る四方がための木は、伐られると赤い血を流しうなり声を上げるという。
- 細部
- 檜枝岐村には、村の四方を守っているとされる木々があり、四方がための木と呼ばれている。東にけやき、南に唐松、北に黒松、西には赤松、別名かぐらまつが配され、それぞれの方角から村を守護していたという。これらの木がもし伐られるようなことがあれば、切り口から赤い血が流れ出し、うなり声を上げると伝えられており、ただの樹木ではなく村を守る神聖な存在として大切に扱われていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1964年の『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の俗信の項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ