しばりじぞう
縛り地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 天保の飢饉に世直しの歌を詠んだと伝わる地蔵で、縄で縛って願をかけ赤い頭巾で願ほどきをするという。
- 細部
- もとは近くの一里塚にあったという地蔵である。天保の飢饉のとき、泣いたり騒いだりせずに秋まで待てば、いずれ米の値も落ち着いて多く手に入るようになるという趣旨の歌を詠んで、人々に世直しを予言してみせたのだと伝えられている。子供の夜泣きを止めてくれる信仰もあり、願をかけるときにはつなぎ藁でこの地蔵を縛りつけ、願いがかなった暁には赤い頭巾や腹かけを奉納して願ほどきをするのだという。
- 広まり方
- 『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説・祠堂の部に記録されている。
- 地域
- 宮城県多賀城市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ