しゃり
舎利
国内
物品・機械
- どんな話か
- 放出村の出田寺にいた空山和尚が没した際、火葬した骨は仏の証たる舎利となり、残った灰は紫色を帯びていたという。
- 細部
- 東成郡の放出村に構えた出田寺には、徳を積んだ僧として知られる空山和尚がいた。多くの人々が篤く帰依していたこの和尚が息を引き取った際、遺骸を火葬に付したところ、遺骨は仏の証とされる舎利へと変じ、残った灰までもが紫色を帯びていたという。寛文11年5月11日の出来事として記録されており、生前の徳の高さがそのまま火葬の結果に表れたとする語りは、僧侶への深い尊崇の念を物語っている。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成第二期』所収、神谷養勇軒「新著聞集」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ