すおうおおしまのせんじゅかんのんのむこく
周防大島の千手観音の夢告
国内
物品・機械
- どんな話か
- 海人夫婦が拾った千手観音像の夢告げで娘が美女となり、帝の后になったという由来譚。
- 細部
- 海に潜っていた漁師の夫婦が、ある日海の底が急に揺れ動き日や月のように辺りが明るくなるのを感じ、驚いて海面に上がってみると、自分の髻に小さな千手観音の像が取り付いていた。持ち帰って自宅の神棚に祀ったところ、その晩に見た夢の中で観音が姿を現し、夫婦に望みを尋ねたうえで、願いどおり娘を美しい姫へと変えてくれた。娘はのちに帝の后となり、養父にあたる紀大臣がその由縁から御堂を建てたと伝えられている。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1932年掲載の宮本常一「周防の大島(四)」に記録がある。
- 地域
- 山口県周防大島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ