せきめん
石麪
国内
物品・機械
- どんな話か
- 鶴来の氏神に飢饉の折祈ると、空から甘い白石が降って人々の飢えをしのがせたという言い伝え。
- 細部
- 白山山麓の鶴来にはこんな話が伝わる。深刻な飢饉に見舞われた折、里の人々が氏神を祀る祠へ祈りを捧げたところ、空から白く石のようなものが降り注いだという。拾って口にしてみると仄かな甘みがあり、乳を思わせる味わいだったと伝わる。人々はこれを食べてどうにか飢えをしのぐことができたとされる。この話を書き留めた者は、白い落下物を中国の本草書『本草綱目』に載る石麪という物質の一種ではないかと推測している。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第二期』1974年に収められた、鳥翠台北巠『北国奇談巡杖記』に記録がある。
- 地域
- 石川県白山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ