せきをなおすじぞう
咳を治す地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 座禅のまま入滅した住職の姿を写した地蔵で、参れば子の百日咳が治るとされた。
- 細部
- 常福寺の境内には座した姿の地蔵が据えられている。昔、快献という住職が自らの死期を悟って座禅を組み、別れを告げに集まった村人へ、鐘の音を合図に息を引き取ること、そして子どもが百日咳を患ったら連れて参れば治してやることを言い残し、そのまま入滅したと伝えられる。以来、子が咳き込むと親はこの地蔵へ参るようになり、参拝すれば快方に向かうといわれてきた。実在の僧の最期が、病を癒す石仏の由来として語り継がれている。
- 広まり方
- 1965年の『あゆみ』所収、宮内義隆「ふるさとの行事と伝説―松山市平田の民俗―」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ