せいれんつかのまつ
正蓮塚の松
国内
物品・機械
- どんな話か
- 智頭橋そばにあった正蓮塚の松、別名山伏松では山伏の霊が花房彌次郎の夢に現れ、龍峯寺での供養によって怪異が鎮まったという。
- 細部
- 鳥取市の智頭橋そばの惣門にあった松の木にまつわる話で、山伏松とも呼ばれている。この松のあたりには、侍であった花房彌次郎の屋敷があったという。ある夜、彌次郎が見た夢に一人の山伏が姿を見せ、自分はまだ成仏できずに苦しんでいるので供養してもらえないかと頼んできた。目を覚ました彌次郎はこの願いを聞き届け、地元の龍峯寺にいた提宗和尚へ依頼して山伏のための法要を営んでもらった。すると松をめぐって起きていた不可解な出来事はぴたりとやみ、以後は何も起こらなくなったと伝えられている。
- 広まり方
- 『因伯民談』1938年掲載の田中新次郎「樹木に関する因伯民談(五)」に記録が残る。
- 地域
- 鳥取県鳥取市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ