せいがんじのにょらい
誓願寺の如来
国内
物品・機械
- どんな話か
- 元禄年間、誓願寺の和尚や周囲の人が本尊の如来から病を告げる夢を見て、像内の臓物の釘が折れていたと分かった話。
- 細部
- 元禄の頃、京の誓願寺で住職が夢を見た。本尊の如来が姿を見せ、自分は病んでいると訴えたのである。不思議なことに和尚だけでなく、寺の周りに暮らす人々までもが同じ夢を見たため、皆であらためて仏像を調べることになった。すると像の胎内には木で作られた五臓六腑が納められており、それを吊るしていた釘が折れて臓物がずれていたことが判明した。人づてにこの出来事が語り広まり、奇異な話として評判になったという。
- 広まり方
- 1980年刊『続日本随筆大成』所収、緒方惟勝『杏林内省録』に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ