せいどうのしんめ
青銅の神馬
国内
物品・機械
- どんな話か
- 妙義神社の青銅の神馬像が、戦時中に夜な夜な戦場へ走ったとの噂とともに語られた。
- 細部
- 太平洋戦争が終わりに近づいたころ、妙義山にある妙義神社の境内に立つ青銅製の神馬像が、朝早く見に行くとぐっしょりと汗をかいていることがあったという。人々の間では、この神馬が夜のうちにひそかに戦場まで駆けつけ、大きな働きをしてから戻ってきたのだと語られた。銅像でありながら生きているかのように振る舞うという発想は、当時の世相を反映した世間話として各地に広まった類話の一つとみられる。
- 広まり方
- 1963年の雑誌『西郊民俗』所収、中島恵子「現代の世間話」に記録がある。
- 地域
- 群馬県富岡市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ