せちえざくら
節会桜
国内
物品・機械
- どんな話か
- 病床の僧の嘆きに応えて正月に咲いたと伝わる桜で、十六日桜とも呼ばれる。
- 細部
- 和気郡山越村には、毎年正月十六日に花を開く桜があると伝えられてきた。近くの了恩寺の住僧がこの木をことのほか愛していたが、病に伏せった年、もう今年の花を見ることはかなうまいと木に向かって嘆いた。すると翌日には枝という枝に花が満ちたという。時ならぬ開花が人の心に応えたものとして語られ、その日付から十六日桜の名でも呼ばれている。
- 広まり方
- 1983年刊『続日本随筆大成別巻』に収める玉田永教『年中故事』に載る。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ