べてぃすこむのさけぶずがいこつ
ベティスコムの叫ぶ頭蓋骨
Screaming Skull of Bettiscombe Manor
国外
呪物・呪い
- どんな話か
- 屋敷から持ち出そうとすると悲鳴を上げ、不幸を招くと恐れられてきた人間の頭蓋骨。イングランド各地に伝わる「叫ぶ頭蓋骨」伝説の代表例。
- 細部
- 故郷への埋葬を望みながら叶わなかった使用人(奴隷だったとも伝わる)の頭蓋骨とされ、屋敷の外に出そうとすると大きな叫び声を上げるという言い伝えがある。同種の「叫ぶ頭蓋骨」はダービーシャーのタンステッド農場(愛称「ディッキー」)やヨークシャーのバートン・アグネス・ホール(館の完成を見届けたいと望んだ女性の頭蓋骨とされる)など英国各地の旧家にも伝わっており、頭蓋骨を手放すと家に災いが起きるという共通のモチーフを持つ。
- 広まり方
- 個々の屋敷に伝わる家宝的な言い伝えとして地域で語られ、1897年出版の英国幽霊屋敷本などにまとめられたことで全国的な民俗伝承の一類型として知られるようになった。
- 地域
- イングランド・ドーセット州ベティスコム・マナー
- 年代
- 不明(17世紀頃の出来事と伝わる)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ