まいか・るーどのちのりんご
マイカ・ルードの血の林檎
Micah Rood Apple
国外
呪物・呪い
- どんな話か
- コネチカット州フランクリンの果樹園で行商人を殺害したとされる農夫マイカ・ルードの伝説。事件の翌年、林檎の木に赤い花が咲き、実の中心に血のような赤い斑点が現れるようになったと伝わる。
- 細部
コネチカット州フランクリンの農夫マイカ・ルードの果樹園で、行商人が頭を割られた姿で見つかり、金品が奪われていたという言い伝えがある。翌春、その木だけ白ではなく赤い花を咲かせ、実った林檎の果肉には血の滴のような赤い斑点が入るようになったとされ、「ブラッディ・ハート」と呼ばれる品種として知られるようになった。伝承ではルードはその後まもなく困窮して陰鬱になり、告白しないまま世を去ったとされる。
もっとも記録によれば実在のマイカ・ルードは1653年に生まれ1728年まで生きており、この特徴を持つ林檎を実際に育てていたことは分かっている一方、殺人を犯した証拠はなく、伝承のイメージとは異なり長い生涯を送ったこともわかっている。
- 広まり方
- 19世紀の怪奇文学アンソロジーに収録されたことで文章として広まり、以降も郷土史コラムやコネチカット州の怪談まとめで繰り返し紹介されている。
- 地域
- アメリカ合衆国コネチカット州フランクリン
- 年代
- 17世紀末~18世紀(伝承上の事件)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ