さささく
笹策
国内
物品・機械
- どんな話か
- 田植えを終えた後の神事で使う笹策を家に持ち帰り、牛に食べさせると病にかからないという。
- 細部
- 田植えを終えた区切りの神事では、笹策と呼ばれるものが用いられる。これを家へ持ち帰って飼っている牛に食べさせれば、その牛は病を得ずに済むと語られてきた。神事に供された品が、そのまま家畜を守る薬のように扱われている点に特色がある。田を起こす力である牛の息災は農家にとって切実な願いであり、行事で使ったものを牛へ回すという所作の中に、その気持ちが読み取れる。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、大宮美年臣「湖南に残る行事一つ二つ―滋賀県栗田郡金勝村―」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県栗東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ