さんじゅうごたいのかんのんさま
三五体の観音様
国内
物品・機械
- どんな話か
- 数を改めるたびに減ったり戻ったりするという、川の上流に祀られた観音像の群れである。
- 細部
- 小嵐から川筋をさかのぼった先に、三十五体を数えるという観音が並べて祀られている。ところが実際に数えると揃っていないことがあり、いくらか足りない。それでも数日を経ると、いつのまにか元の数に戻っているという。誰かが持ち去って返しているという説明は付けられておらず、像そのものが出歩くかのように語られる。定数が揃わないという不安が、そのまま霊験のあらわれとして受け止められている。
- 広まり方
- 1979年刊の東京学芸大学民俗学研究会『遠山の民俗』の信仰の章、寺院と講の項による。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ