きそのだいじゃをしたうさかさやなぎ
木曽の大蛇を慕う逆さ柳
国内
物品・機械
- どんな話か
- 池の大蛇を慕って入水した女の杖が根付いた木で、芽がみな下を向いていたと伝わる。
- 細部
- むかし、お濃という女が池に棲む大蛇に心を寄せて水へ入ったという。そのとき手にしていた柳の杖を、彼女は逆さまにして地へ挿した。杖はそのまま根を下ろしたが、芽はすべて下向きに伸びる異形の木になったと語られる。この柳は大正のころまで実際に残っていたとされ、伝説が土地の樹木という目に見えるものに結び付けられていた例である。池の名の由来を語るお濃の話とも通じ合う。
- 広まり方
- 1990年刊『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承編、柳の伝説の項による。
- 地域
- 長野県木曽町
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ