りゅうとう
龍燈
国内
物品・機械
- どんな話か
- 上市町の眼目山立山寺では、七月十三日に松の梢へ立山と海から一対の灯火が飛来し、山燈・龍燈と呼ばれるという。
- 細部
- 上市町の眼目山立山寺は、開山にあたり大徹禅師が寺を開かれる際、山の神と龍神から助けを受けたと伝えられている。その由緒にちなみ、今日でも毎年七月十三日になると境内の松の梢に火影が現れるという。一つは立山の頂から、もう一つは海の底から飛来し、いずれも同じ松の梢にとどまって並び立つとされ、人々はこれを山燈・龍燈と呼びならわしてきた。開山にまつわる神仏の加護を、年に一度の光の現象として今に伝える話である。
- 広まり方
- 1989年刊『加能民俗研究』所収、小倉学「北陸の龍燈伝説」に記録がある。
- 地域
- 富山県上市町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ