あがののけむりをはくりゅうせき
阿賀野の煙を吐く竜石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 山で拾った丸い石が割れて煙を上げ、雷雨を呼んだという蒲原郡の百姓の逸話で、石の中には丸い穴があったという。
- 細部
- 江戸時代、越後国蒲原郡勝屋村のある百姓が、山へ入った折に直径5、6寸ほどの丸い石を見つけて持ち帰った。ある日その石が突然二つに割れ、中から煙がもうもうと立ち昇ったかと思うと、同時に激しい雷鳴と大風雨が起こったという。割れた石の中をあらためてみると、丸く空いた穴が残っていたと伝えられている。石そのものが天変を呼び込む力を秘めていたかのような話である。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第一期』(1976年刊)所収、宮川政運『宮川舎漫筆』に記録がある。
- 地域
- 新潟県阿賀野市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ