りゅうこつ
竜骨
国内
物品・機械
- どんな話か
- 耕地から出た赤錆色の骨を竜の骨とみなし、祠が建ち、人の姓も土地の名も改められた。
- 細部
- 農夫が土を耕していたところ、地中から竜骨と呼ばれる骨が出た。色はどれも赤土か鉄の錆のようであったという。領主はその場所に祠を構えて伏竜と名付け、掘り当てた村の市兵衛には竜の氏を授け、奥谷と呼ばれていた土地の名を竜谷へと改めさせた。骨の出現が祠と姓と地名の三つを一度に生み出しており、地中から出た品が土地の由緒へ組み替えられていく過程がそのまま残された例といえる。
- 広まり方
- 1973年刊『日本随筆大成第二期』所収、山崎美成の『提醒紀談』に記録がある。
- 地域
- 滋賀県大津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ