ふじさわのりゅうこつなであまごい
藤沢の竜骨撫で雨乞い
国内
物品・機械
- どんな話か
- 寺の堂に納められた竜の骨は、水を掛けたり撫でたりすると雨を招くとされた雨乞いの品。
- 細部
- 大庭の宗賢院には竜の骨を祀る堂があり、その骨は明治のごく初めに寺へ納められたものだという。日照りが長引いて田が乾くと、人々はこれを堂から運び出して近くの小川へ持ち込み、水を掛けて雨を願った。手順を尽くさずとも、掌で表面を撫でるだけで雨が落ちてくるとも言われている。骨そのものが水を呼ぶ力を帯びた物として扱われており、竜と雨とを結ぶ信仰が具体的な作法の形で残された例である。
- 広まり方
- 1970年の『近畿民俗』所収、高谷重夫「竜女成仏譚-雨乞習俗と伝説-」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県藤沢市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ