りゅう
竜
国内
物品・機械
- どんな話か
- 夜ごと女のもとへ通う男の正体を探ろうと糸をたどると淵に続き、正体を見破られた男が竜になって躍り出たという話。
- 細部
- ある女のもとへ夜な夜な男が通ってくるようになったが、男が帰ったあとはいつも女の着物の裾が濡れていることに母親が不審を抱いた。母親は娘に、男の衣の裾へ糸を通した針をひそかに刺しておくよう言い含める。言われたとおりにした翌朝、糸をたどっていくと、その先は公渕まで続いていた。女が淵のほとりまで近づいていくと、正体を見破られたと悟った男はたちまち竜の姿となって水面から躍り上がったという。異類が人の姿を借りて通ってくる話の型のひとつである。
- 広まり方
- 1985年の『香川県史 民俗』第二章第八節に収める北條令子「地名の起こり」に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ