ろーぜんはいむのぽるたーがいすとじけん
ローゼンハイムのポルターガイスト事件
Rosenheim Poltergeist
国外
流言・風説
- どんな話か
- 1967年、ドイツの法律事務所で照明の明滅や電話の異常発信、家具の移動などの怪奇現象が相次いだとされる事件。超心理学者が当時19歳だった女性事務員の念力を原因と発表し世界的に有名になったが、後にトリックの跡が指摘されるなど真偽は今も論争が続いている。
- 細部
事務所の蛍光灯が勝手に揺れたり爆発したり、電話が同時に多数鳴ったり、電流計に原因不明の変動が記録されるなどの現象が1967年秋から数か月にわたり報告された。ドイツの超心理学者ハンス・ベンダーは、事務所で働いていた当時19歳の女性事務員アンネマリー・シャベールの情緒的な不満やストレスが無意識のサイコキネシス(念力)として現れたものだと結論づけ、彼女が1968年1月に退職すると現象はほぼ止んだとした。
しかし1970年には調査関係者が照明器具にナイロン糸のようなものが結ばれていた跡を発見したとの報道があったほか、物理学者ジョン・テイラーは記録された電流の乱れを期待・錯覚・人為的なトリックの組み合わせで説明できると指摘するなど、懐疑論者からは自然現象や人為的ないたずらだったとする見方が示されている。
- 広まり方
- 当時の新聞・雑誌報道によって国内外に広まり、超心理学の代表的な事例として学術論文や書籍で繰り返し取り上げられたことで、都市伝説的な知名度を持つに至った。
- 地域
- ドイツ・バイエルン州ローゼンハイム
- 年代
- 20世紀
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ