ろくじぞうそん
六地蔵尊
国内
物品・機械
- どんな話か
- 疫病を鎮めるため江戸へ運ばれた六反田の地蔵は、行きは重く帰りは軽かったと伝わる。
- 細部
- 六反田に安置される六体の地蔵にまつわる話である。江戸時代、悪疫が広く流行したとき、領主である祢津の殿様がこの地蔵を江戸まで運ばせ、その霊験によって病の広がりを食い止めたという。運搬にあたって奇妙だったのは重さで、江戸へ向かう道中は途方もなく重く、碓氷峠を越えるのに難儀したのに、役目を終えた帰り道はうそのように軽くなり、あっさりと峠を越えられたと語られる。石仏が自らの意思で重さを変えたかのような描き方である。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第12編、細川修と松本清人による地蔵や薬師や観音の伝説の項に載る。
- 地域
- 長野県佐久市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ