ろくじぞう
六地蔵
国内
物品・機械
- どんな話か
- 六地蔵の前で落馬した侍が怒って像を切りつけたと伝わる一方、大正時代には像を家の前に置いてリウマチが治った例もある。
- 細部
- 金原から大志戸へ抜ける街道沿いには、円柱の石に六体の地蔵を彫った六地蔵があり、かつて馬に乗った侍がこの前を通りかかった際、地蔵の力によって落馬させられたという言い伝えが残る。侍は怒りにまかせて刀を振るい、六地蔵を縦に三つへ切り割ってしまったといい、現在は道路が広がった影響で、大志戸の入口近くの道端へ観音像と並べて移され祭られている。時代が下った大正時代には、奥明地区の徳島さんという人物がリウマチを患った際、家の前にこの六地蔵を据えたところ病がよくなったとも語られており、通行人を落馬させる荒々しい力と、病を癒やす御利益との両面が伝わる地蔵として知られている。
- 広まり方
- 国学院大学民俗学研究会が1984年に行った民俗採訪『島根県飯石郡掛合町旧掛合村』の聞き取りで、大志戸地区の六地蔵にまつわる二つの言い伝えとして記録された。
- 地域
- 島根県雲南市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ