りんごんさん
リンゴンサン
国内
物品・機械
- どんな話か
- 大正の頃、干ばつの際に中三名の人々がよそのリンゴンサンを盗み荒神さんに置いたが、夢のお告げで元に戻したという。
- 細部
- 香川県高松市一宮町に伝わる話である。大正の頃、この土地が深刻な干ばつに見舞われたことがあった。困った中三名に住む者たちは、雨をもたらす力があるとされるよその土地のリンゴンサン、つまり龍王さんをひそかに持ち出し、自分たちの荒神さんのそばに据えて雨乞いをしようと試みた。ところがしばらくして、その家の者の夢にお告げがあり、リンゴンサンが本来あった場所へ帰りたがっていることが知らされた。これを受けて、盗み出した龍王さんは元あった場所へ丁重に戻されたのだという。
- 広まり方
- 2002年の『香川の民俗』所収、水野一典「高松市一宮近在の聞書」に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 大正時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ