みずからあらわれみずからもどったほんじぶつのぞう
自ら現れ自ら戻った本地仏の像
国内
物品・機械
- どんな話か
- 火事のたびに姿を消しては境内の松の根元に輝いて現れ、盗まれても独りでに戻ってきたという尊像の話。
- 細部
- 芝崎村の鎮守八幡宮に祀られる本地仏は弘法大師の作と伝えられ、格別に霊験あらたかとされた。かつて火事で堂守が焼け出された際、尊像は行方知れずになったが、後に堂を再建すると境内の松の根元が光を放ち、そこから像が見つかったという。盗まれた折にもある日突然戻ってきたとされ、人の手を離れて自ら所在を定める点が異常として語られている。
- 広まり方
- 大田南畝の随筆『向岡閑話』(日本随筆大成第一期、1975年収録)に記され、立川市域の伝承として伝わる。
- 地域
- 東京都立川市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ