にどやけてもそこなわれぬこき
二度焼けても損なわれぬ古器
国内
物品・機械
- どんな話か
- 山中から見つかった古い器は火災に二度巻き込まれても色味が変わるのみで無傷だったため、霊異の物として国に返納されたと伝わる。
- 細部
- 上総国東金町のそばの山中から掘り出されたと伝わる古器は、二度にわたり火災に巻き込まれて焼かれても、色合いが変わっただけで少しも損なわれなかった。神代の品と伝えられ、二度もひどく焼かれたのに無事だったことから霊異の物と見なされ、もとの上総国へ返されたという。豊田長敦の「上代衣服考」は、この話を『日本随筆大成』第一期(一九七五年)に載せており、東金市に関わる古器の伝承として記録されている。
- 広まり方
- 豊田長敦「上代衣服考」(『日本随筆大成』第1期、1975年)に記録された東金の霊器伝説。
- 地域
- 千葉県東金市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ