まむろがわのぎゃくりゅうしてしずむすぎぶね
真室川の逆流して沈む杉船
国内
物品・機械
- どんな話か
- 血を流した聖天宮の杉から作った船が川を逆流して沈み、雨乞いの道具になったという話。
- 細部
- 聖天宮にあった杉の大木を切り出そうとしたところ、斧を入れた跡から血が噴き出したという。それでも作業を続けると木は真ん中からぽっきりと折れてしまい、残った根元の部分を使って大きな船を作り、川に下ろした。すると船は突然向きを変えて川を上りはじめ、最後には静かに水中へ沈んでいったという。以来、旱魃のときにこの沈んだ船を棹で突くと雨が降るとされている。
- 広まり方
- 1975年の『季刊民話』所収、武田正・大友義助の「最上川物語」に記録が残る。
- 地域
- 山形県真室川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ