れいぼく
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- どんな話か
- 聖徳太子ゆかりの霊木で建てた六角堂が、平安京の道筋にかかった際、黒雲に覆われ自ら5丈北へ退いて事なきを得たという。
- 細部
- 聖徳太子は淡路国の海から得たという如意輪観音像を、常に紫雲がたなびく杉の霊木で建てた六角堂に安置したと伝わる。のちに桓武天皇が平安京へ都を遷したとき、この六角堂がちょうど新しい小路の通り道にかかってしまった。太子ゆかりの堂をどうすべきか、都の造営にあたった役人たちが思案していたところ、突如として黒雲がこの堂をすっぽりと覆い、堂そのものが5丈ほど北へ退いたという。おかげで道筋を通すことができ、無事に都が完成したと伝えられている。
- 広まり方
- 1983年刊『続日本随筆大成別巻』所収、坂内直頼『山城四季物語』に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ