じょうえつしのもどるぶんぶくちゃがまのたたり
上越市の戻る文福茶釜の祟り
国内
物品・機械
- どんな話か
- 文福茶釜で役人を接待し広大な土地を得た家が、譲った茶釜が戻ってきたのを叩いて壊すと不幸が続き、今は寺の宝物になっているという。
- 細部
- 上越市に伝わる文福茶釜の話では、ある家がこの茶釜を使って役人をもてなし、他人の土地を踏まずに歩けるほど広い土地を褒美として得たとされる。その後、この茶釜を黒岩の別の家へ譲り渡したところ、茶釜はプンプクプンプクと音を立てて転がりながら元の家に戻ってきてしまった。驚いた当主が「なぜ戻ってきたのか」と火箸で叩いたところ、茶釜のつばが割れて二度と動かなくなったが、それ以来この家にはよくないことが続いたのだという。この茶釜は現在、熊谷の寺の宝物として伝えられている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1957年、國學院大學民俗学研究会による新潟県中頸城郡吉川町源の調査記録にある。
- 地域
- 新潟県上越市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ