ぴあの
ピアノ
国内
物品・機械
- どんな話か
- 無人の音楽室から夜ごと鍵盤の音が響き、近づくと鍵に血がこびりついていたという噂。
- 細部
- 市内の複数の学校で語られている話。夜になると誰もいないはずの音楽室から演奏の音が漏れてくるという。中学校でも小学校でも同じ噂が立ち、七不思議の一項に数える学校もある。さらに踏み込んだ型では、音を怪しんだ用務員が確かめに向かうと、部屋へ近づいた途端に音がやみ、楽器のそばまで寄ってみれば鍵の上に血がべっとりと残っていた。音という手がかりだけで始まり、確かめに行った者だけが痕跡を見るという構成をとる。学校の器物にまつわる怪談の代表的な型である。
- 広まり方
- 『民俗』1990年掲載、林英一の論考「学校の中の非日常空間の位相」に諸例がまとめられている。
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 年代
- 平成
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ