おやまさん
お山サン
国内
物品・機械
- どんな話か
- 倉田の御神体である岩が鯨と交わした約束により、今も年に一度鯨が浜へ潮を吹きに訪れると伝わる。
- 細部
- 倉田に祀られるお山サンの御神体である岩は、もともと海の中にあったという。その岩がまだ海中にあった頃、自分は神になるのだと語ったところ、居合わせた鯨がそれを笑い、もし本当に神様になったなら毎年浜辺まで会いに来てやろうと応じたと伝えられる。歳月を経て岩は実際に神として祀られるようになり、その約束を守るように、今でも一年に一度は鯨が沖合の瀬に姿を見せて潮を吹いていくのだという。
- 広まり方
- 1961年の『民間伝承』に掲載された大森郁之助「隠岐郡都万村聞書(承前)」で報告されている。
- 地域
- 島根県隠岐の島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ