おうまいし
御馬石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 老婆が道をさえぎり、石を投げると馬に化けて飛び去り、それを投げ飛ばすと大石になったという御馬石の由来が伝わる。
- 細部
- 香川県さぬき市寒川町に伝わる話である。細川国広という人物が、前田から小倉山へ向かう途中のことであった。道の途中で一人の老婆が行く手をさえぎった。国広が手にした石を投げつけると、老婆はふわりと飛び去り、代わりに一頭の馬の姿になって現れた。国広がその馬をも投げ飛ばすと、馬は大きな石に姿を変えて地面に転がったという。この石が御馬石と呼ばれるもので、今も小倉山の入り口にある畑の中に据えられている。不思議なことに、この石を他の場所へ移しても、一晩のうちにひとりでにもとの畑へ戻ってしまうのだという。
- 広まり方
- 1943年の『ひだびと』所収、三木春露「讃岐郷土異聞(一)」に記録がある。
- 地域
- 香川県さぬき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ