おうごんのつぼ
黄金の壷
国内
物品・機械
- どんな話か
- 夢のお告げで掘り当てた壷が唸り出し、両替を頼んだ相手からは石になったと告げられた埋蔵金譚。
- 細部
- 玉川町の話。別府某という老人の夢枕に神が立ち、サガシ山のチャセン松の根方に黄金の壺があると告げた。老人は探しに出たが目当ての松が見つからず、諦めて引き返そうとしたところでようやく見つけ、根元を掘ると壺が出てきた。持ち帰って床の間に飾っていると壺が唸りはじめ、気味悪くなって人に譲ろうとした。すると江戸で今の通貨に両替してこようと申し出る者があり、預けたのだが、戻ってきたその人は黄金が石に変わっていたと告げたという。
- 広まり方
- 1975年刊『あゆみ―玉川町の民俗 愛媛県越智郡―』所収、越智忠男「木地もんの話」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ