おうごんのまつ
黄金の松
国内
物品・機械
- どんな話か
- 黄金の松と呼ばれる三本の松は頼めば膳や小判を貸したが、返さぬ者がいて以来応じなくなったという。
- 細部
- 立山町には黄金の松と呼ばれる三本の松があったという。人々がこの松に向かって膳や椀、大判・小判といった品物を貸してほしいと頼むと、望みどおりのものを用意して応えてくれたと伝えられる。ところがあるとき、借りた品物を返さなかった者が現れたため、それ以降は松がどれほど頼んでも聞き入れなくなってしまったという。人の不義理によって神秘の力が失われるという結末は、椀貸し伝説に共通する教訓的な構図を示している。
- 広まり方
- 1973年刊行の『富山県史 民俗編』第五章「自然信仰」(伊藤曙覧執筆)に記録がある。
- 地域
- 富山県立山町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ