はなののびちぢみするおうぎ
鼻の伸び縮みする扇
国内
物品・機械
- どんな話か
- 氏神様から手に入れた扇で自分の鼻を伸び縮みさせていた怠け者が、天上まで昇ったすえに落とされて死んだという話。
- 細部
- 昔、日々を怠けて過ごしていた者が氏神様のもとで、あおぐと鼻を自由に伸び縮みさせられる不思議な扇を手に入れた。面白がってあおぎ続けているうちに鼻がどんどん伸びていき、ついには天上界にまで届いてそのまま登っていってしまう。ところが天上にいた婆さまに見とがめられ、下界へ突き落とされて命を落としてしまったという結末を持つ。調子に乗って怠け遊びを続けたことへの戒めが込められた昔話である。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』掲載、藤原貞次郎「鼻の天上登り」に記録がある。
- 地域
- 岩手県花巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ