おとなしのまつ
音なしの松
国内
物品・機械
- どんな話か
- 後醍醐帝がこの松のもとで憩うたと伝わり、帝の徳のゆえに風が吹いても音がしないという。
- 細部
- 境港市渡町にあるこの松は、かつて後醍醐帝がひととき休息をとった場所であるという。帝の徳の高さゆえに、この松にどれほど強い風が吹きつけても、葉ずれの音ひとつ立てることがなかったと語り継がれている。天皇の権威と結び付けて木の不思議な性質を説明する伝承であり、地域の名木として大切に伝えられてきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1938年の『因伯民談』所収、田中新次郎「樹木に関する因伯民談(五)」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県境港市
- 年代
- 南北朝時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ