わたらいのこえをかえすおうむいし
度会の声を返す鸚鵡石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 度会町にある鸚鵡石は、離れた場所で歌えば同じ声が返ってくる不思議なこだまの石。
- 細部
- 度会町の宮川沿いにある鸚鵡石は、二つの巨石の一方に座って歌ったり鼓を打ったりすると、両石の間の平地に同じ声や音が返る場所である。五十歩ほど離れても声はそのまま響く一方、笛の音には反応しない。『提醒紀談』(1973年、山崎美成)、『笈埃随筆』(1974年、百井塘雨)、『諸国里人談』(1975年、菊岡沾凉)の記録があり、小唄や謡も石と同じように鳴ると記されている。
- 広まり方
- 『日本随筆大成』第二期所収、山崎美成『提醒紀談』、百井塘雨『笈埃随筆』、菊岡沾凉『諸国里人談』の3書に記録が残る。
- 地域
- 三重県度会町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ