さくのほこらをもどしたむこく
佐久の祠を戻した夢告
国内
物品・機械
- どんな話か
- 西町大石平の神石で、上の祠を移したところ持ち主の娘の夢に神が現れて戻すよう告げたという。
- 細部
- 西町大石平に今も残る大きな石は神の石とされ、登れば罰が当たると戒められてきた。その上には祠が据えられていたが、土地の持ち主が地所を手放す際、祠だけを墓場へ移してしまった。すると東京で暮らす娘の夢枕に神が立ち、祠を大石の上へ戻さなければ罰が下ると告げたため、慌てて元の位置へ返したと伝えられる。石と祠が分かちがたい一組として扱われ、離せば必ず知らせが来るという理解が示されている。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第12編、細川修と松本清人による石の伝説の項に載る。
- 地域
- 長野県佐久市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ