おにのめん
鬼の面
国内
物品・機械
- どんな話か
- 揖斐川町では、嫁を脅かそうと鬼の面をかぶった老婆の面が外れなくなり、それがおでこさん(でこしき岩)の由来になったという。
- 細部
- 揖斐川町にはこんな話が伝わっている。夜ごと願を掛けに出かける嫁の様子を苦々しく思っていた一人の老婆が、鬼の面をつけて道端で待ち構え、驚かせてやろうと企んだという。ところが嫁は少しも怖がらず、逆にその場で手を合わせて座り込み、面に向かって拝み始めてしまった。老婆はすっかり困惑し、悪ふざけだったと打ち明けて面を外そうとしたが、なぜか面は顔から離れなくなってしまったそうだ。この出来事のいわれが、今なお「おでこさん」または「でこしき岩」と呼ばれる岩として残っていると語られている。
- 広まり方
- 1972年の『民俗採訪』岐阜県揖斐郡谷汲村調査(國學院大學民俗学研究会)にみえる。
- 地域
- 岐阜県揖斐川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ