ざおうのひとくいおにのせきか
蔵王の人食い鬼の石化
国内
物品・機械
- どんな話か
- 青根の南、蔵王のふもとにある地で、人を捕らえて食っていた山鬼がのちに石と化し、鬼石原という地名の由来になったという。
- 細部
- 青根の南手、蔵王山のふもとにあたる一帯は、かつて山に住む鬼が人をとらえては食っていた恐ろしい場所だったと伝えられている。やがてこの鬼は石に姿を変えてしまい、そのまま二度と人を襲うことはなくなったという。鬼が石となったこの一帯は鬼石原と呼ばれるようになり、地名そのものが荒々しい鬼の言い伝えを今に伝えている。人を食う鬼が石という動かぬ姿に封じられることで、恐怖の記憶が地形の名前として土地に刻み込まれた例といえる。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の伝説:石・岩の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県蔵王町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ