てんとくじのみずはくおにがわら
天徳寺の水吐く鬼瓦
国内
物品・機械
- どんな話か
- 頭巾をかぶった寺の鬼瓦が、火事の際にみずから水を吹き出して延焼を防いだという話。
- 細部
- 愛宕下の天徳寺の屋根には、兜巾(ときん)をかぶった姿の鬼瓦が据えられていた。ある時、近くの火事から飛んだ火の粉が寺へ燃え移りそうになったが、その鬼瓦から突然水が出て、火を消したという。瓦という動かない造形物が、まるで意思を持つかのように寺を火から守った点が異様である。この出来事は、著者未詳の『関秘録』に記録され、『日本随筆大成』第3期(1977年)に収められている。
- 広まり方
- 『関秘録』(著者未詳)が『日本随筆大成』第三期(1977年)に収められている。
- 地域
- 東京都港区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ