おにのなげいし
鬼の投げ石
国内
物品・機械
- どんな話か
- かや場に立つ長さ一メートル半ほどの石は、八面大王退治の支度を妨げようと鬼が投げたものと伝わる。
- 細部
- かや場に一メートル半ほどの細長い石が突き立っている。八面大王が矢沢山にいた頃、これを討つための道具を鍛冶屋がこしらえていたところ、邪魔をしようとした鬼が大きな石を投げつけ、それが地面に突き刺さったまま残ったのだという。またこの石は坂上田村麻呂が刀の切れ味を確かめた的でもあるとされ、上端から三十センチほどの位置にその跡が残っていると語られる。二つの由来が一つの石に重ねられた石の伝説である。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の伝説、石の伝説のうち断石・たて石の項に載る。
- 地域
- 長野県大町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ