おねこさま
お猫さま
国内
物品・機械
- どんな話か
- 貧しい家が飼い猫の霊験によって暮らし向きを立て直し、猫の置物を祀るようになった話。
- 細部
- 浅草の貧しい家では、野菜を売って暮らしていたうえ、老父の病気で生活がさらに苦しくなった。亭主が飼い猫にどうにかならないかとこぼすと、猫は昼間に姿を見せなくなった。数日後、夢の中で猫の置物を買うよう告げられ、その通りにすると、家には客が次々と訪れ、たちまち貧しさを抜け出した。人々はその置物を「お猫さま」と呼び、厚く敬った。この話は塵哉翁『巷街贅説』(『続日本随筆大成別巻』1983年)に記録されている。
- 広まり方
- 1983年刊行の続日本随筆大成別巻、巷街贅説に記された話。
- 地域
- 東京都台東区
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ