おないしばあさん
おな石婆さん
国内
物品・機械
- どんな話か
- 船こぎ山の頂上に立つ老婆の形の石は、漁に出て戻らぬ夫を待ち続けた妻が石化したものと伝わる。
- 細部
- 船こぎ山の頂上には、海の方角を向いて立つ老婆の形をした石がある。昔、松川与作という男が漁に出たまま難破したのか帰らず、悲しんだ妻はこの山に登っては沖を眺めて泣き続けた。やがて風雨にさらされるうちに、女はそのまま石になってしまったのだという。この石を鎌などで刺すと血が出るとも語られる。別伝では、大津波があった際にこの頂上へ打ち上げられて石になったともいわれ、由来が一つに定まっていない。
- 広まり方
- 1967年刊『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫による石・岩に関する伝説の項に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ