おきなぐら
翁倉
国内
物品・機械
- どんな話か
- 夫殺しの末に逃げる妻が翁倉山で杖代わりの竹を地に刺し、その竹が根付いて逆竹になったと伝わる。
- 細部
- 北女川の領主であった飯田能登は放蕩者で、その妻お節は夫を見かねた用人の日塔喜右衛門と道ならぬ仲になった。二人の密会の場を能登に見つかると、その場で能登を殺めてしまい、お節と喜右衛門は釜石を目指して逃走したのだという。逃げる途中、北女川の裏手にある翁倉山の稜線を越える際、お節は手にしていた竹の杖を地面に突き立てた。この杖はやがて根を張って芽を出し、通常とは逆向きに生える逆竹となって残ったのだという。二人はその後釜石で捕らえられ、磔の刑に処されたと伝えられている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の伝説:木の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県石巻市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ