かわかみのえんがわにひびくおいぬさまのおと
川上の縁側に響くお犬さまの音
国内
物品・機械
- どんな話か
- 三峯から借りたお犬さまの箱を縁側に置くと重い音が響き、病人が回復したという話。
- 細部
- 川上村では、三峯の社からお犬さまを借り受けて家へ迎える習わしが語られている。借りてきた箱を縁側に下ろしたところ、中身の重さを感じさせるどさりという音が響き、それを境に床についていた者の具合が良くなったという。姿を見せないまま音だけで来訪を知らせるところに、この神の性格がよく表れている。狐憑きを防ぐために座敷へ祀るという伝えも同じ村に残り、招く目的は病と憑きものの双方に及んでいた。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』の世間話の項に、細川修・松本清人の報告として載る。
- 地域
- 長野県川上村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ