おいまつ
老松
国内
物品・機械
- どんな話か
- 伐られかけると血を流したという老松の伝説で、木こりは後に落命し、伊勢詣での借金五十両は枝に返済されたという。
- 細部
- 阿賀町に立つ一本の老松には、切り倒そうとすると幹から血が流れ出るという言い伝えがある。祟りを恐れて誰も手出しをしなかったが、それでもかつてこの松を伐ろうとした樵がおり、その者は後になって命を落としたという。さらにこの松にまつわる話として、伊勢詣でに出かける費用を工面するために借金をしたとも語られている。返済の期日がやってくると、約束どおり五十両もの金がきちんと枝に吊り下げられていたと伝わり、木でありながら人のように約束を果たす存在として語り継がれてきた。
- 広まり方
- 1939年の『高志路』所収、二瓶和男「郷土の伝説(三)」に記録がある。
- 地域
- 新潟県阿賀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ