おひめさまのいし
お姫様の石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 夢のお告げに従って大石二つを探し、仏像を刻んで祈ったという領主の奥方の話。
- 細部
- 祢津西宮の岩井堂にはお姫様の大石と呼ばれる石がある。祢津の領主松平采女正忠節の奥方了照院は長く病に苦しみ、日々神仏に祈っていた。あるとき夢枕に二体の仏が現れ、病から逃れたければ大石を二つ求め、我らの姿を刻んで祈るようにと告げた。采女正はさっそく人を出して石を探させ、釈迦尊と多宝尊の二仏を彫らせて岩井堂に安置したという。夢告と石と仏像が一続きに結ばれた、堂の由緒を語る伝説である。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』所収、細川修・松本清人による石の伝説の項に載る。
- 地域
- 長野県東御市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ