にわとりばし
鶏橋
国内
物品・機械
- どんな話か
- 関山街道の橋の欄干で毎夜鳴いた牡鶏は大崎八幡の絵馬から抜け出たもので、大洪水を予告していたという。
- 細部
- 関山街道を横切る渓流に架かるこの橋では、毎晩一羽の牡鶏が欄干にとまり、宵の刻限になると時を告げるように鳴くということが続いていた。調べてみると、それは大崎八幡の絵馬堂に納められた絵馬に描かれた鶏が、絵から抜け出して鳴いていたものと判明し、以後は絵馬に金網を張ってそれを防ぐことにした。ところがそれからほどなくして大洪水が起こり、多くの人や家が押し流されてしまう。あの鶏の鳴き声は、この大水を人々に知らせようとしていたのだと後になって分かり、この橋は鶏橋と呼ばれるようになったという。
- 広まり方
- 『宮城縣史 民俗3』(1956年)の伝説・水の部に記録されている。
- 地域
- 宮城県仙台市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ