たてしなのてんきをつげるなりいし
立科の天気を告げる鳴石
国内
物品・機械
- どんな話か
- 強風のときに鳴って天気の崩れを告げ、割ろうとした石工は火の雨に打たれて死んだという。
- 細部
- 蓼科にある鳴石は鏡石とも呼ばれ、風が強く吹くと音を発する。その音が聞こえると天気が崩れるとされ、日和を見る目安として頼りにされていた。あるとき一人の石工がこの石を割ろうと手を掛けたところ、山が鳴り、それに応えるように谷が鳴り返して辺りが激しく震え、ついには火の雨が降り注いだ。石工はその場で命を落としたという。神聖な石に刃を入れることへの強い戒めを含んだ石の伝説である。
- 広まり方
- 1979年の『上田盆地』所収、馬場親雅による石の伝承に記録がある。
- 地域
- 長野県立科町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ